102. 涼を求めて

 今年の夏は全国的に記録的な猛暑が続いています。
南の島「沖永良部島」では、夏の暑い昼下がり涼(遊び場?)を求めて水辺に子供たちが集まっていました。
沖永良部島では、島のほとんどが琉球石灰岩に覆われており、河川があまり見られません。その代わり、地中に浸透した雨水が石灰岩の割れ目を通って地表に湧き出しているのが所々に見られます。
 ここも地中からの水が湧き出している場所で、古くから水汲みや洗い場として利用されていたようです。現在はこのように整備され、子供たちの遊び場や憩いの場として利用されているようです。階段に腰を下ろし、足を冷たい水に浸すと涼しくリラックスできました。

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水辺で遊ぶ近所の子供たち

— posted by ぽけび at 08:30 am  

101. モウセンゴケは積極的な植物か?

「モウセンゴケ」という植物があります。粘液のついた葉で、ハエや小さな昆虫を捕らえる、いわゆる食虫植物として有名です。植物は普通動きません。ましてや昆虫を捕食するとは、なんて積極的な植物なのでしょう。
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アリを捕らえたところ。この他、大きな蚊やハチ等も捕らえて、消化してしまいます。

ところが、モウセンゴケの生育環境は栄養分の少ない湿地や湿った岩盤で、写真の場所も他の植物はほとんど見られません。モウセンゴケは他の植物との競争を避けて、あえて過酷な環境で生活しています。
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モウセンゴケの群落(2005_6_16 いちき串木野市)。ほぼ全面にモウセンゴケが生育しています。

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同位置(2010_8_18 いちき串木野市)。昨年の渇水で激減したモウセンゴケ(赤丸)。

従って、かなり消極的で、我慢強く、控えめな一面もあると言えます。もっとも時には獲物を捕食するような、怖い面もあるようですが・・・。

— posted by ぽけび at 08:30 am  

100. 玉虫の産卵 ―jewel beetle―

薪を積んである小屋に玉虫がやってきました。
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金属光沢が美しいタマムシ

全部で4匹はいるでしょうか(写真では2匹)。一度にこんなにたくさんのタマムシを見るのは初めてです。
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薪小屋にやってきたタマムシ

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産卵中です

どうやら産卵に来たようです。触覚で丸太の表面を触れながらそこらじゅう徘徊しています。適当な穴や割れ目があれば産卵管を差し込んでまたすぐ歩き出します。この産卵場所探しは20分ぐらい続きました。そしてクヌギの丸太に産卵です。今度は1分間ぐらい木の割れ目に産卵管を差し込んだままじっとしていました。
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産卵後の卵の様子

最後に白い液体を流し込んで産卵終了です。しばらくすると白い液体は硬く固まり、卵を守るシールドの役目をしているようでした。

タマムシ:本州~九州に分布。7~8月に出現しエノキ、サクラなどの枯れ材につく。
参考図書:昆虫の図鑑 採取と標本の作り方(南方新社)

— posted by ぽけび at 11:49 am  

99. 食う食われる

オニヤンマが蝉を捕まえて、柿の木まで移動してそのままガブリッ。どこから食べようかどうやって食べようか等、一切迷いがない感じで頭から凄い勢いで食べだした。
どうやら道路上空で飛んでいるツクツクボウシをフライングキャッチしたようだ。
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オニヤンマがツクツクボウシを捕食
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人が近づいてもお構いなし

植物の樹液を食した蝉はトンボに食べられた。このトンボは鳥にでも食べられるのか?そしてその鳥は・・・。
白昼繰り広げられた食の連鎖。こうやって生態系は回っていく。
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夏空の下 今日も命の連鎖は続く

オニヤンマ:北海道~沖縄に分布。6~10月頃、林縁の小川や湿地などでみられる日本産トンボの中で最大の種。
ツクツクボウシ:北海道~トカラ列島横当島に分布。7月下旬~10月頃みられる。
参考図書:昆虫の図鑑 採取と標本の作り方(南方新社)

— posted by ぽけび at 05:45 pm  

98. 暑中お見舞い

暑中お見舞い申し上げます。
連日厳しい暑さが続いておりますが皆さん如何お過ごしですか。
この夏も体調に気をつけて乗り切りましょう。

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平成22年 盛夏 

— posted by ぽけび at 08:42 am  

97. 夏の硫黄島(薩摩硫黄島)

硫黄島といえば小笠原の硫黄島(いおうとう)を連想される方が多いと思いますが、今回は鹿児島県にある硫黄島を紹介します。九州本島から近距離にありながら、なかなか行く機会が無く、昨年の夏初めて船で訪れました。この島は、白、青、黄、赤、緑と自然の色彩豊かな島です。
 硫黄島は、薩南諸島北部に位置する島で東西5.5km、南北4.0km、周囲19.1km、人口約140人で、鬼界カルデラの北縁に位置する火山島です。
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竹島近海から見た硫黄島-噴煙がつくる白いかさ雲
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山腹では火山性ガスと硫黄がみられる

島のシンボルとなる主峰の硫黄岳は、標高704mで常時噴煙を上げており、島内には全国露天風呂ランキングにも取り上げられる温泉もあります。
近くに浮かぶ竹島、黒島を合わせて鹿児島県三島村を構成しています。
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港内は鉄分を多量に含む温泉の影響で赤茶色に染まる
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緑が美しい稲村岳と山肌がむき出しの硫黄岳

— posted by ぽけび at 08:41 am  

96. 道路が堤防に変身。「陸閘(りくこう)」

先日、川内川沿いを車で走っていると、今まで見たことのない面白い河川構造物を発見。どうやらこの構造物は、陸閘(りくこう)と呼ぶらしい。高さは4.8mとかなり大きい。
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陸閘を横から撮影
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内側からみた陸閘はまさに城門

普段はゲートが開いており、普通の道路として利用されている。
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いつもは普通の道路
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大洪水になると、ゲートを閉めて堤防に変身

陸閘は大雨が降って川の水位が上がると、ゲートを閉じて堤防に早変わり。奥の住宅地に、川からあふれた水が浸入するのを防ぎます。非常にユニークな構造物で、考えた人には感心します。

— posted by ぽけび at 03:09 pm  

95. ミソハギの季節

今年も池でミソハギの花が咲き出しました。
例年、9月初旬まで花を楽しめます。

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ミソハギの花
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現在の池の様子

今年は、樹木の生育もよく水面に程よく影を落としています。
そのためか、今のところアオミドロの発生も殆んどありません。
ベンチ脇のコナラも日よけ効果を発揮してきました。
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ベンチに日影。休憩にもってこいです。

— posted by ぽけび at 04:53 pm  

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